BIDV銀行の概要
BIDVは、ベトナム社会主義共和国の首都ハノイ市に本拠を置く中央銀行傘下の国営商業銀行です。
1957年に中央銀行の商業銀行機能のうちの一つ、”投資開発部門“を民間へ引き継ぐ目的で設立され、2011年12月にホーチミン証券取引場(HOSE)に上場。現在もベトナム政府が約95%の株式を保有しており、AGRIBANK、Vietinbank、Vietcombankと共に国有商業銀行BIG4を形成しています。
幅広い法人・個人銀行取引に加え、外国為替、開発プロジェクトなどへの投資企業の設立出資に圧倒的な強みを持ち、傘下に証券会社、資産運用会社、保険会社を抱える金融コングロマリットとして、ベトナム国内において広範な金融サービスを提供しています。
法人部門では4大銀行で唯一のジャパンデスクを2013年に設置しており、数多くの日本の銀行と業務提携しています。日系進出企業へのサービス提供においてはナンバーワンの地場銀行です。
BIDVの概要
-越名:Ngân hàng TMCP Đầu tư và Phát triển Việt Nam
-英名:Joint Stock Commercial Bank for Investment and Development of Vietnam
-和名:ベトナム投資開発銀行
-略称:BIDV
BIDVを選ぶメリット
①
②
③
BIDVの注意点
①ネットバンクから国際送金ができない。
全てのベトナムのローカル銀行に言えることですが、国際送金で口座資金を外国へ出す場合は、銀行窓口で所定の手
続きを行う必要があります。一方、Citibank Vietnamなどの外資系銀行はネットバンクで同取引が可能です。
② ネットバンクで”USD以外”の外貨(JPY, EURなど)→VNDへの両替ができない。
BIDVはUSDのみ、ネットバンクを通じてVNDヘの口座内移動(両替)が可能です。その他のJPYなど外貨をVNDへ両替する場合、銀行窓口で両替手続きを行う必要があります。外貨系銀行はネットバンクで、全ての外貨→VNDへのコンバートが可能です。
③銀行窓口・ATMでVND及び外貨を入金できない。
ベトナムローカル銀行全般に言えることですが、外貨は当然ですがVNDを銀行窓口やATMで入金することは出来ません。VND、外貨をデポジットする場合は、ベトナム国内での給与支払い証明、税関申告証明書類がなど資金ソースを証明する公的書類が必要です。
一方、外資系銀行は、VNDに限り1日数百万円相当を限度に窓口入金が可能です。
ATMの利用方法
デビットカード(DebitCard)
カード項目 | 金額・手数料 |
---|---|
発行手数料 | 0VND |
年会費 | 0VND |
最大引き出し金額 | xMilli VND (x万円)/日 |
最大決済可能金額 | xMilli VND (x万円)/日 |
ベトナム国内ATM利用 | Napas無料 |
ベトナム国外利用 | 為替手数料4% |
クレジットカード(CreditCard)
BIDV銀行口座開設の方法
①口座開設条件
- 名義人本人がベトナム現地の銀行窓口に来店する
- 銀行が定める提出書類を準備する
②提出書類
- 有効期限内のパスポート
- 有効期限内のベトナムビザ(査証)
- ベトナムのワークパミット(労働許可書)またはレジデンスカード(一次滞在許可書)
- ベトナムの居住住所の公的証明書(不動産購入証明・賃貸契約書・警察の居住登原本など)
- ベトナムの携帯電話番号(SIMカード)
こんな人におすすめ!
BIDV銀行は です。
弊社では本銀行の口座開設サービス・利用コンサルティングを行っています。「BIDVもいいかも!?」とお考えの方は、ぜひお問い合わせください!