FVホスピタルの概要
ワールドクラスの医療水準を誇るホーチミン市随一の国際総合病院
フランコ・ベトナミーズ病院(英:FRANCO-VIETNAMESE HOSPITAL)、通称FVホスピタルは、2003年にフランス人医師グループがベトナムで”世界基準の医療を提供する”理念の元に設立した私立病院です。
ホーチミン市の南方7区のフーミーフン新都市に旗艦病院を設置、また1区のビテクスコタワー内にクリニック、その他カンボジアにも支店を展開しています。
現地に住む外国人にとっては、ラッフルズ・メディカル、ファミリー・メディカル・プラクティスらと並んで第一選択となる信頼出来る外資系病院の一つです。中でも、最先端の医療機器や入院施設を備えており、市内随一の規模を誇ります。
常駐日本人医師こそいませんが、駐在員家族が多い7区の日本人学校周辺エリアに位置し、近代的な医療施設、外資系病院の中で割安な治療費、各種保険キャッシュレス対応、常駐の日本語専門の医療通訳(ベトナム人)など理由で、現地の日本人に支持されています。
医療サービスの水準
2016年にベトナム南部地域初の国際的な医療施設認証であるJCIを取得した医療機関として、ワールドクラスの医療水準と患者ケアを提供しています。グループで130名のベトナム人医師と外国人医師、800名のコメディカルを擁し、220床のベッド規模の病院には30を越える診療科目があります。
7区の病院は比較的新しく設立されており、館内も綺麗で日本の一般的な病院よりも高い水準のファシリティが設置されています。220床のベッドを擁する入院設備、24時間の急患にも対応。心筋梗塞や脳出血などの疾患の場合は、隣のタムドゥック心臓病院に送られます。
高い医療の質を求めて裕福なベトナム人、外国人居住者、観光客などから高い評価を受けており、近隣のカンボジア、ミャンマー、ラオスからの患者も来院しています。日本人在住者にお馴染みの1区レタントン通りの日系クリニックのロータス・クリニックと提携しており、手術、入院、高度検査が必要な場合は、FVを紹介されます。
院内ファシリティの水準
FVホスピタルの設備はホーチミン市の医療機関の中では最高峰です。外資系医療機関の中でも、最高峰の施設規模や入院設備を備えています。”ホテルのよう”と形容する人もいるほど綺麗な館内です。
有名な診療科目
外国人・日本人向けサービス
基本的な対応言語はベトナム語、英語、フランス語と記載されていますが、日本語や韓国語のベトナム人専門医療通訳がいます。ベトナムの医師免許を取得した日本人医師は在籍していないので、日本語話者のベトナム人医療通訳と一緒に診察を受けます。
7区のFV病院は、日本人駐在家族が多く住むエリアにあることから、日系病院ではないものの日本人にも有名な医療機関です。日本人専用デスクは設置されていませんが、韓国人デスクに行けば常駐の日本語医療通訳を紹介してくれます。また、診療科目によっては日本語を話すベトナム人医師もいます。
治療費・各種保険
治療費(2019)
ベトナムローカルの病院に比べると遥かに高額ですが、フランス基準の高いレベルの医療サービスを受けることができます。その分簡単な処置でも数百ドルの治療費になることが多いです。
初診料は最低500,000VNDからと、市内のインターナショナル総合病院の中では最安です。FVホスピタルの治療費は他外資系病院に比べて、リーズナブルに設定されています。
項目 | 価格 | メモ |
初診料 | 500,000₫ ~ 1,000,000₫ | 担当医で料金が異なる |
健康診断 | 3,000,000₫ ~ 12,800,000₫ | 3つのパッケージから選択。 -スタンダード(3-4): 3,000,000₫ -エグゼキューティブ(3-4h: 5,300,000₫ -エグゼキューティブ(4-6h):12,800,000₫ |
インフルエンザ予防接種 | 700,000₫ | 毎月変動 |
入院 | 6,800,000₫ ~ | 病状によって変動 |
医療保険
FVホスピタル独自のVIPメンバーシップ制度があり、最大700,000,000VND(約350万円)まで治療費カバー、その他VIP特典を受けることができます。また海外旅行保険のキャッシュレス対応、各種クレジットカードでの支払いも可能です。
アクセス・診療時間
FVホスピタルは1区中心部から車で20分ほどの距離にある、7区フーミーフン医療キャンパスエリアに位置しています。
- 住所:6Nguyen Luong Bang, Tan Phu, District7, HCMC
- 通常診察時間:平日8:00~17:00 / 土曜8:00~12:00
- 休診日:土曜午後・日曜日
- 24時間365日救急対応可能