ブイビエン通りの概要
東南アジアの熱気漂うエキゾチックな夜を満喫できるエリア
ブイビエン(Bui Vien)通りは 、ベトナム社会主義共和国のホーチミン市1区の9月23日公園付近にある、市内屈指のナイトスポットです。また、ベトナム最大のバックパッカー通りとして有名です。同じ目ぬき通りとして交差するファングーラオ通りとデタム通りと合わせてブイビエン一帯と称される場合が多いです。
ホーチミンのランドマーク、ベンタイン市場から徒歩10分に位置する中心エリアで、9月23日公園のすぐそばにあります。有名な観光名所や高級ホテル街からのアクセスが良いです。よく、同じバックパッカーのメッカであるタイ王国のバンコク”カオサン通り”と対比されますが、規模感こそ劣るものの熱気は同等以上と言えます。
週末に限らず平日でも毎晩大変な賑わいを見せますが、特に金土日の夜はまともに歩くことが出来ないほど、行き交う人々の交通量が多く、東南アジア独特のカオスな熱気を帯びています。
お土産店、旅行代理店、飲食店、クラブ、ガールズバー、マッサージ、そしてバックパッカー向けのゲストハウスなど、現地の若者から観光客まで幅広い人を惹きつける魅惑の街です。
ブイビエン通りの入り口
日中のブイビエン通りは夜のそれとは対照的に比較的閑散としています。マッサージ店や飲食店などを目的に観光客や滞在中のバックパッカーを見かけます。ここは抜け道としても利用されるので、タクシーやバイクがひっきり無しに通ります。
クラブ・ディスコ・バー
大通り沿いに大型のクラブやバーが密集しており、特に週末の夜は爆音の中で現地の若者達が夜通し踊り狂います。笑気ガス風船の吸引を楽しむベトナム人の若者も多いです。引っ手繰りの他にも、違法薬物や売春を持ちかけてくる現地人もいるので注意喚起されています。一部、ホーチミンでは少なくなったビアオムの営業しています。
小路地(ヘム)の中
ヘムの内部は古くからの住民の住宅街が広がっており、ローカルライフが垣間見えます。また、マッサージ店、美容店、飲食店、格安ホステルなどが営業しています。物価も比較的安めに設定されています。
日昼からマッサージ嬢による外国人通行人への客引きが行われており、路地裏のネオンの怪しさは同じ1区の日本人街レタントン通りのヘムに似た雰囲気を醸しています。
中華通り
この通りは最近開発が進んで、新しいクラブや飲食店が増えています。中でも2019年に突如現れた”Lost In HongKong”は香港をイメージした小さな通りで、独特の雰囲気を放っています。中は、中華系の麺類などストリートフードやカフェを楽しむ現地の若者で大にぎわいです。
旅行会社・ツアー会社
大小多くの旅行代理店が営業しており、メコンデルタなど国内の旅行ツアーや隣国カンボジア行きのバス手配などを行っています。主にはバックパッカー向けです。日本人常駐の旅行代理店”TNK TRAVEL”の店舗もあります。
その他
レンタルバイク、タバコ売り、絵画店、タトゥー店なども多く集まっています。
ブイビエン通りの未来
近隣にハイエンドプロジェクト「アルファ(Alpha)」が建設中です。ホーチミンで随一の高級複合施設として計画されているので、富裕層ベトナム人や外国人の居住ターゲットにもなり、完成後には近隣の雰囲気も少し変わって行くでしょう。
近年、タイのカオサン通りは観光局肝いりで環境整備が進み、かつての90年代のカオス感は薄れてきています。一方のブイビエンは2017年、週末の夜間だけ歩行者天国にする施策が始まり、通りの両脇に並んでる露店を排除。 加えて車道にテーブルを出すことも禁じ、歩道を設ける工事も通りの各所で進んでます。
それでも、夜になると通りの両端には椅子が並び格安のローカル料理とアルコールを楽しむベトナム人で溢れかえります。そして、グレー系マッサージや娼婦、マリファナ、シーシャの煙によって独特のカオスを形成し、怪しくもいかがわしい薫りを路上に滞留させたままです。
ベトナムは店舗の新陳代謝が極めて早いので、毎回街の変化を楽しむことが出来ます。
ブイビエンはこんな人におすすめ
今後益々盛り上がる事必死のブイビエン通りは居住エリアというよりは、観光スポットやナイトスポットとしてホーチミンの熱気を感じたい方にお勧めです。
弊社ではもご紹介可能な素敵な物件を豊富に取り扱っています。「ブイブエンもいいかも!?」とお考えの方は、ぜひお問い合わせください!