ホーチミン市タンビン区の概要
空の玄関口。上空に飛行機が飛び交うタンソンニャット国際空港の街。
ベトナム社会主義共和国のホーチミン市の北西に位置するタンビン区(Tan Binh)は、総面積23km² 人口45万人を抱えるタンソンニャット国際空港がある交通利便性が高い区です。
地理的には北にゴーヴァップ区、東にフーニャン区、東南に1区と3区、南に11区、東にタンフー区と接しています。空港周辺にはタンソンニャットゴルフ場、エアライン企業のオフィス、旅行代理店などが集まっています。
ローカルな景色が広がる一方で、空港に近い立地特性から外国人も多く暮らしています。近年はモダンなコンドミニアムの建設が徐々に増えており、その販売価格は高騰傾向にあります。
【街】注目エリア紹介
1. タンソンニャット国際空港
1区中心から7kmの場所にある、年間利用客数4000万人を超えるベトナム最大の国際空港です。2007年開業の国際線新ターミナルは日本のODAによって建設されました。市内中心地までタクシーで25分ほどで移動出来ます。
2. ホーチミン市国際展示場(TBECC)
7区のSECCと並ぶ二大国際展示場の一つです。展示ホール、国際会議場、レセプションホールなどを備えるコンベンション施設です。毎月様々なイベントが開催されます。
【買】ショッピング
1. パークソンCTプラザ(Parkson CT Plaza)
空港の正面にあるマレーシア系百貨店パークソンを主体とした中規模のショッピングセンターです。ファッション、コスメ、フードコート、映画館などが入っています。最上階のフードコートは空港内部より充実しているので、空港近くで時間を潰すには最適です。絶好の位置で空港や飛び交う飛行機を撮影する穴場スポットとしても人気です。
【医】医療機関
1. CarePlus International Clinic
ケアプラスインターナショナルはシンガポール基準の国際クリニックです。タンビン区で外国人が安心してかかることが出来る医療機関は少ない中、高い医療レベルが期待できます。ベトナム語と英語のみの診療対応。日本人医師在籍の日系クリニックや日本人専門デスクを希望する場合は、1区や3区へ行きます。
【遊】エンタメ
タンビン区の今後
街の中心1区と国際空港方面への良アクセスと安定した物価から、現地ではベトナム人の中流階級の住居エリアとして人気があります。
従来、中小企業が多く集まっていましたが、近年は地場大手企業が積極的に大型のショッピングモールや複合型の商業施設を開設しており、ローカル市場など昔ながらの街の風景と、近代的な建物が入り混じった街に変わってきています。
一部の人気エリアは10年前と比べると戸建住宅やアパートメントの物件価格が10以上倍になっており、投資先としても人気があります。ノバランド社の高級コンドミニアムも続々と建設されており、開発の流れは加速するでしょう。
一方で、2025年にタンソンニャット国際空港のメイン機能が、東に40kmのドンナイ省のロンタイン(Long Thanh)国際新空港に移転することが決まっています。それに伴い旧空港は国内線とLCCの発着空港となり、航空会社や関連企業のオフィスは新たなエアポートシティへ移転する予定です。
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