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ホーチミン市ニャべ県の概要

7区フーミーフンと接するホーチミン市郊外県の一つ。

ベトナム社会主義共和国のホーチミン市のニャべ県(Nha be)は、市の南方12kmに位置する総面積100km²の広大な面積を持つ郊外県の一つです。

地理的には北を7区、南をロンアン省、東にニャベ川とドンナイ省、西にビンチャン県と隣接します。西のケイコー運河は、メコンデルタからホーチミン市への重要な水路で、水路運輸ネットワークにおいて重要な役割を果たしています

現在のホーチミン市の行政区割りになる以前は、ニャベの面積はもっと大きく現7区もニャベの一部でした。2019年現在もその面積はホーチミン最大です。

近年は開発が進み、7区の幹線道路グエンバンリン通りとグエンフート通りの交差点近くには大型の高層レジデンスが多く建設されており、近代的な街並みになっています。

また、Dia川を挟んだフーミーフン新都市の対岸には多くのコンドミニアムが建設中です。近年、南方で最も精力的な都市開発が進むエリアの一つです。

【街】注目エリアの紹介

1. グエンフートー(Nguyen Huu Tho)通り

グエンフートー通りは、4区から南方に向かってグエンバンリン通りを更に超えて伸びるニャベのメイン通りです。ここには大手国営ガス企業ペトロベトナムガスの本社PV GAS TOWERがあります。

PV GAS TOWER

7区とニャベの交差点(グエンバンリン通り)

2. Phuoc Kienエリア

ニャベ県の北部に位置し、みらい幼稚園(分園)や新築コンドミニアムの開発が進むエリアです。主にローカルの人々が生活していますが、外国人はHiep Phuoc Industrial Parkやロンアン省のキズナ工業団地で勤務する日本人、韓国人、中国人、西洋人が生活しています。

みらい幼稚園前Le Van Liong通り

みらい幼稚園近隣に住む子供達の通学路

【買】ショッピング

外国人は7区のフーミーフンにあるSC VivocityやCrecent Mallまで、車やバイクで足を伸ばすことが多いです。

1. Nhon Duc Market

現地の人の生活を支える市場

主に食品・衣類などを販売するローカル市場です。営業時間は06:00から10:00までです。

【学】教育機関

1. みらい幼稚園 ニャベ分園

みらい幼稚園 分園

2区の西洋人住宅街タオディエンの日本人幼稚園”みらい幼稚園”の分園です。自然豊かな広い園庭と大きなプールがあります。

【遊】娯楽施設

1. San Golf Tran Thai

San Golf Tran Thai

ノバランド社が開発する「サンライズ・リバーサイド(Sunrise Riverside)」そばの川沿いのゴルフ練習場です。7区のサイゴンサウスゴルフ場と比べると規模が小さいです。

ニャべの今後の発展

これまではホーチミン市の南方に住む外国人の居住エリアと言えば、7区の高級住宅街のフーミーフンが第一候補でしたが、近年はDia川橋を渡ったニャベを選ぶ人が少しづつ増えています。

フーミーフンから見えるニャベ

生活環境はまだまだ発展途上ですが、新築コンドミニアムの賃貸相場の手頃さ、ロンアン省の工場地帯への通勤、フーミーフンへのアクセスなどメリットがあります。

2024年にドンナイ省に新空港、ロンタイン国際空港が開業することは大きな好材料です。これまでのタンソンニャット国際空港に行くには渋滞する4区を渡って1区、3区を超える必要がありましたが、ロンタインには7区から2区に繋がるフーミー橋を渡って容易にアクセスできます。

また、ニャベからドンナイ省へ繋がる橋の建設計画もあり、新空港に合わせて交通インフラも充実していきます。

ニャべはこんな人におすすめ！>

ロンアン省の工場地帯へ通勤する方や、家賃相場が高いフーミーフンから外して新築物件に安く住みたい人などにおすすめです。広範なニャベの中でも7区に近いエリアに住めば、バイクで住環境が充実した高級新都市フーミーフンまで直ぐにアクセスできます。

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