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4区ベンバンドンエリアの概要

高級アパートが続々と建設され、4区のイメージを一新する”ハイエンドエリア”

ベンバンドン(Ben Van Don)通りは 、ベトナム社会主義共和国のホーチミン市の4区 の通り名で、経済の中心1区の金融街(サイゴン・ウォールストリート)にベンニャ(Ben Nghe)川を隔てて隣接するリバーサイドゾーンです。

中心街のビテクスコ・フィナンシャルタワーや中央銀行を臨む美しい景色と、大小5本の橋で1区と繋がっているアクセスが魅力です。近年大きな投資を集めており、高級コンドミニアム開発と川沿いの道路整備が進み、旧来の”治安が悪い4区”という負の印象を払拭する新ハイエンドエリアに生まれ変わりつつあります。

大手不動産開発ノバランド(NOVALAND)社が次々に近代的な高層コンドミニアムを開発しており、外国人の居住者が増えています。

まさにホーチミン市中心の賑わいを手中にしながら、穏やかな暮らしを育める環境です。

【街】注目エリア紹介

1. カンホイ(Khanh Hoi)橋〜カルメット(Calmette)橋にかけて

ベンバンドン通りの中でも、4区と1区トンドゥックタン通りを結ぶカンホイ橋（サイゴン川との支流ベンニャ川の合流地点）から、1区のカルメット通りに渡る橋まで約1kmの通りは最も開発が進んでいるエリアです。

この通りには学校、コンドミニアム3棟、ローカル病院、近代的な商業オフィスビル「Ree Tower」が順に並んでいます。

1区側から見るベンバンドン通り（左）

モン橋を渡れば1区のウォール街まですぐ

ここは緑色のモン橋で繋がっており、1区中心部まで徒歩10分ほどアクセスが可能です。ノバランド社が手がけた高級アパート「Saigon Royal」「The Tresor」「icon56」が順に並びます。ここに住めば住所区分が4区なだけで、実際は1区中心に住んでいるのに近い感覚で生活が可能です。

「Saigon Royal」

「The Tresor」

2. カルメット(Calmette)橋〜オンラン(Ong Lanh)橋にかけて

2018年には「Millemium」が竣工して道路も綺麗になりましたが、すぐ裏手には昔ながらの市場があります。

オンラン橋を1区方面に渡れば、すぐにバックパッカー街のブイビエン(Bui Vien)エリアにアクセスできます。また、この付近からは1区ビテクスコタワーを望む美しい夜景を見ることができます。

1区カルメット通りから見た高層アパート「ミレニアム」

整備されたリバーサイドからの風景

3. オンラン(Ong Lanh)橋〜グエンバンクー(Nguyen Van Cu)橋にかけて

三角州の形の島である4区は、オンラン橋から西に向かって先端部分へと伸びていき、奥のグエンクー橋で8区と5区と交わります。

この辺りまで来ると1区中心部からは多少遠くなりますが、7区、8区、5区(中華街チョロン)、3区(ニッコーサイゴンホテル付近)などへのアクセスは良いです。この通りはまだコンドミニアム建設が活発で、今後も川沿いに高級物件が増えていきます。

ショッピングモールTNLPlazaとレジデンス「Gold View」が一体の複合施設がこの付近のランドマークです。また、ローカル感が漂う旧型のアパートメントも複数あります。

オンラン橋から見たベンバンドン通り（左手）

新築の「Gold View」と旧来のアパートメントが林立

ベンバンドンの今後の展望

かつて”治安が悪いイメージ”が強かった4区ですが、このベンバンドン通りから近代化し始めています。

1区に隣接する好立地性を有するベンバンドンの開発は、今後も高級コンドミニアムが増えて加速します。それに伴い、外国人が好むようなモダンでお洒落なレストランやカフェも徐々に増え、川と眺望を活かした洗練されたエリアへと進化することが予想されます。

また、近接する2区の半島部分のトゥーティエム新都心から橋がかかる計画があります。そして、近い将来この4区を1区へ統合する計画もあり、もし実現すればそのブランド価値は一気に上昇し、居住目的のみに止まらず投資目的として更に注目を集めるでしょう。

こんな人におすすめ！

ベンバンドンエリアに住めば1区が目と鼻の先で、通勤利便性を重視する方におすすめです。

また、通り一帯には外国人も多く住む高級コンドミニアム（800USD〜）から、ローカル向けのリーズナブルな旧型マンション（400USD〜）まで幅広い選択肢があり、物件を選べば好立地を保ちながらも生活費を抑えることが可能です。

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