Mapletreeの概要
企業名 | メープルツリー(Mapletree) |
---|---|
創業 | 2000年 |
創業者 | 氏 |
CEO | Edmund Cheng 氏 |
業種 | 不動産開発及び投資会社 |
売上高 | NA(2018) |
株式市場 | |
従業員数 | 3,000人 |
関係会社 | Temasek |
WEB |
シンガポール系巨大投資企業の一流ディベロッパー
メイプルツリー(英名:Mapletree Investments Pte Ltd)は、シンガポールのMapletree Business Cityに本拠地を置く不動産ディベロッパーです。シンガポール政府所有の約22兆円を運用する投資会社テマセク・ホールディングスの100%子会社です。
同社は不動産デベロッパー、投資会社、資産運用会社の3部門から構成されています。ベトナムだけでなくシンガポールなど多国に渡って開発を行なっており、そのコスト競争力、安定した政治の状況、また若くて勤勉な数多くの人口を抱える面から、ベトナムをアジアの重要市場と位置付けています。
2016年度には、ベトナムのホーチミン市1区にあるオフィス、インターコンチネンタルホテル、サービスアパート、飲食店が入ったハイグレードな複合施設Kumho Asiana Plazaを買収。オフィス、サービスアパートとリテール部分の稼働率が90%を超える同施設は、ベトナムでは同社最大規模の投資となっています。
そして、2017年には企業用住宅・サービスアパートメント事業を強化するため、業界首位のOakwood Worldwideを買収し、18年にはホーチミン市7区のSC Vivocity横に「オークウッド・レジデンス」を開業しました。
不動産業の特徴・現地評判
東南アジアにおいて先進国シンガポールの建築クオリティはブランド力が高いです。デザインは勿論、猛暑や雨期への対処が高い基準で施されたシンガポール様式建築は最上級グレードの位置づけです。
ベトナム現地では同じくシンガポール系のCapitaland、Kapel Landと共に、地場大手VinGroup、NOVALANDらよりワンランク上の評価を受けています。
ベトナムにおける、メイプルツリー社物件の特徴は、リースホールド制(不動産賃借権)という支払い方法を採用している点です。
ベトナムでは一般的に物件(建物)の所有権を購入するのが一般的ですが、リースホールドは長期の賃借権を購入します。メリットは外国人の不動産購入が制限されているベトナムではリースホルド制の元では制限を受けません。
ベトナムの主要プロジェクト
ホーチミン市
2区 (Dist2)
「One Verandah」は2区のトゥーティエム新都市から車で5分の新開発エリアに位置する高級コンドミニアムです。2018年より開発開始。
7区 (Dist7)
「SC VivoCity」は、7区のフーミーフン新都市に隣接する地上5階・地下1階建て、総床面積6万2000m2の大型複施設です。ホーチミン市商業合作社(Saigon Co.op)傘下のサイゴンコープ開発投資株式会社(SCID)と、Mapletreeの合弁事業です
2015年にVivoCityが開業、18年にオフィスのビジネスセンター、居住施設「リッチレーン(RichLane)」と「オークウッド(Oakwood)」が次いでオープンしました。
ビンズオン(Binh Duong)省
「Mapletree Business City」は、ホーチミン市と共に南部経済圏を形成する主要省のビンズオン省が開発を進めるビンズン新都市の一画に位置します。総開発面積75ヘクタールのエリア内において、レンタル工場、オフィス等の開発を進めています。
Mapletree社の物件を検討されている方へ
弊社では賃貸、売買共にご紹介可能なプレミアム物件を豊富に取り扱っています。「安心のシンガポール系Mapletreeいいかも!?」とお考えの方は、ぜひお問い合わせください。